トヨタ・アクアは、2011年12月よりプリウス以来の2台目のハイブリッドカーとして初代(NHP10型)が、2015年現在も現行型として発売されています。
同社からは「世界トップクラスの低燃費」と詠われ、リッターあたりの燃費は37kmと驚異的な低燃費性能を自慢としてます。
燃料タンクの容量は36リッターなので満タン状態からですと1332km、調子が良い時ですと、37km/L×36Lで本州横断(約1300キロメートル)出来そうです。
因にトヨタの同サイズ車であるビッツのタンク容量は42Lなので軽量化による高燃費性能をかなり意識している事が伺えます。2015年現在の段階でトヨタ車NO1の燃費性能とされていますが、2015年9月9日にラスベガスで行われた新型プリウスの発表で燃費性能に関してはNO1の地位を譲こととなるかもしれません。
小型で低燃費、可愛らしいデザインが好評を得ており評判だけでなく実績として、2012年度/2013年度と国内販売台数日本一を2年連続で獲得しました。2014年度も人気を維持し2位を獲得しました。
モーターに関しては、「1LM」という形式のものを採用し最高出力61PS、最高トルクは169N・mというスペックです。これは、カローラアクシオハイブリッド(NKE165型)、カローラフィールダーハイブリッド(NKE165G型)でも採用されているモーターです。
2014年12月にはマイナーチェンジが行われ、室内の大幅な改良として質感がかなり良くなっています。
ライバルとなる車は、ホンダ・フィット ハイブリッド、マツダ・デミオ(スカイアクティブエンジン搭載の超低燃費車)
トヨタ・アクア(最新モデル)のスペック
ラインナップ | |||||
モデル | X-URBAN | G “ブラックソフトレザーセレクション” | G | S | L |
車両型式 | DAA-NHP10-AHXXB | DAA-NHP10-AHXEB(B) | DAA-NHP10-AHXEB | DAA-NHP10-AHXNB | DAA-NHP10-AHXCB |
発売開始年月 | 2014年12月~ | 2011年12月~ | |||
全長×全幅×全高(mm) | 4,030×1,695×1,490 | 3,995×1,695×1,455 | |||
車両重量(kg) | 1,090 | 1,080 | 1,050 | ||
エンジン型式 | 1NZ-FXE | ||||
総排気量(L) | 1.496 | ||||
最高出力(PS) | 74 | ||||
最高トルク(N・m) | 111 | ||||
JC08モード燃費(km/l) | 33.8 | 37.0 | |||
新車価格(万円) | 204 | 203 | 195 | 188 | 176 |
2年連続でNO1販売台数という事もあり、街のいたる所でアクアで溢れていますね。
室内の静粛性は、いわずもがな素晴らしいですが、小型車という事もありロードノイズは多少気になります。逆に言えばそれほど室内は静かという事です。
一番の売りはやはり燃費の良さですので、ディスプレーに表示される平均燃費を見ていると楽しくなりそうです。
ハンドリングは結構機敏で、外観のエッジの効いたフォルムと併せてどちらかといえば小型スポーツカーに乗っているような雰囲気も若干味わえそうです。これは前に乗っていた車により人それぞれでしょう。
後部座席に関しては決して広くはないですが、乗ってしまえばそれほど疲れないでしょう。
室内が狭いので広さを気にする男性の方は敬遠する気持ちもわかりますが、実際に乗ってみると意外と良い走行性能や、世界屈指の高燃費性能など魅力溢れる車です。時代のニーズにマッチしている事も間違いありませんし2年連続でNO1の販売実績がなによりも良い車という事を証明しています。
トヨタ・アクア(最新モデル)の中古車相場
2015年9月現在の中古車相場は「83~268万円」となっております。
2011年12月の初代発売から3年程度経過しておりマイナーチェンジも行われていますので、2、3年以内にフルモデルチェンジが予想されますので、特に売る事を検討されている方は、2代目が発表される前までに見積もり依頼を行う事が高買取のカギとなるでしょう。まだまだ現役なので相場も高いです。逆に購入を検討されている方は、新車情報を待つのも手かもしれません。余程現行車のデザインや性能が気にいっている方はこの限りではないです。
ラインナップ | |||||
モデル | X-URBAN | G “ブラックソフトレザーセレクション” | G | S | L |
最新モデル | 83~268万円 |
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