スズキ・ハスラーは、スズキ自動車から2014年1月8日に初代(2014年10月現在も現行)が発売されました。
その独特な外観から人気を博しており、良くか悪くか、よく聞く声として「GMのハマーH2、トヨタ・FJクルーザーの良い点に似ている」という声です。あまり外観に関して悪い声は聞かないですね。筆者個人としてもファッショナブルで街にも良く溶け込みワイルドな雰囲気を非常に評価しています。
かつてスズキには、セダンとSUVのクロスオーバー的な存在であるKeiが存在しましたが、2009年に生産終了し惜しむ声がファンの間からあがっていましたが、その後継モデルとして注目されています。
また、「アクティブなライフスタイルに似合う軽クロスオーバー」をコンセプトとしており、同社の人気車種であるジムニーと差別化を図っており、本格的なコンパクトオフロード車であるジムニーに対してSUZUKI・HUSTLERは、都会に溶け込むファッショナブルな軽クロスオーバーという位置づけとなっています。
ファッショナブルな外観ですが、タイヤは軽乗用車としては異例ともいえる大きさの15インチタイヤを用い、2WD車と4WD車を展開し基本的なオフロード性能はしっかりと担保しています。
ボディーは5代目ワゴンRのプラットフォームを利用しています。
誕生が決まったエピソードとして有名なのがスズキ自動車の会長である鈴木会長が会食の席で「かつてスズキには、大口径タイヤを装備し車高を高くしたクロスオーバーであるKeiが存在したが、2009年に生産終了し後継モデルが無く寂しい」というユーザーの声であったと言われています。ユーザーの声を汲んだ会長自らのは発令から生まれたといえるハスラー。スズキ自動車の気合いも感じられプロモーションも盛んに行われていますし、初代で生産終了する事なく後継への継承も期待したい所です。
また、2014年1月31日からマツダへ「マツダ・フレアクロスオーバー」という名でOEM提供されています。
2014年1月に発売され現在(2014年10月現在)は中古車市場に球数はそれ程多くありませんので、売る場合は高値で売れる車です。
最新モデル
ラインナップ | |||
A | G・Gターボ | X・Xターボ | |
発売開始年月 | 2014年1月~ | 2014年1月~ | 2014年1月~ |
全長×全幅×全高(mm) | 3395×1475×1665 | 3395×1475×1665 | 3395×1475×1665 |
車両重量(kg) | 750 | 770 | 800 |
エンジン型式 | R06A型 | R06A型 | R06A型 |
総排気量(L) | 0.658 | 0.658 | 0.658 |
最高出力(PS) | 52 | 52 | 52 |
最高トルク(N・m) | 63 | 63 | 63 |
JC08モード燃費(km/l) | 23.2〜26.0 | 24.2〜29.0 | 25.0〜29.2 |
新車価格(万円) | 107~119 | 120~150 | 140~166 |
売れている。スズキが想定しているよりもやはり売れている車です。
地上高が高いので悪路や雪道でも安全に走れます。
ターボ車、ノンターボ車が用意されていますが、今のスズキの走行性能から見れば、どちらもストレスや違和感を感じる事はないです。ミッションもCVTなので、入っていても滑らかで燃費性能も高いです。
クロスオーバーSUVという事で、最低限のオフロード性能も備えていますが、そこはクロスオーバーの良い所。街乗りでの走りに関してはゴリゴリの違和感無くスムーズに快適に走行出来ます。以下の最先端の装備にも注目です。
・衝撃被害軽減ブレーキである「レーダーブレーキシステム」(※A車を除くCVT車に装備)
・アイドリングシステム(※CVT車と5MT車では制御が異なる)内装に関しも現代的でオシャレ。ステアリングも本革巻きで適度な高級感も有り、フロントベンチシートなので前席の居住性も広々としていて良いですね。
総合的な評価としての満足度は非常に高い車です。
中古車の相場
ラインナップ | |||
A | G・Gターボ | X・Xターボ | |
最新モデル | 78~218万円 |
一括見積もりで高価買取 |
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