ニッサン・スカイラインは、初代が、1957年に発売されました。
その時代が物語るようにまさにニッサンの魂を脈々と受け継ぐニッサンのハートともいえる車です。
最近のラインナップとしては派生したタイプがいくつか存在し、ノーソドックスな「セダン型」「クーペ型」「SUV型」「スーパースポーツであるGTR」などが存在しニッサンファンの心を掴んでいます。
特にGTRに関しては、日産党と言われるカーマニア以外の他社のファンにも一目置かれる存在で、国内のみならず海外でも非常に高い支持を受けているまさに「スーパーカー」といえるでしょう。
現行車は、V37として2014年に発売され、13代目となります。
2013年9月に北米で先行しインフィニティ・Q50を発表し、日本では同年11月にV37型スカイラインとして発表し、2014年2月に発売されるに至っています。
2014年2月当初はスカイラインで初めての全グレードハイブリッド車展開がなされ、2014年5月には2.0Lターボ車を追加発表し、2014年6月に販売を開始しました。
国内で展開する自動車ですがフロントに冠するバッジは、NISSANではなくて、INFINITI(インフィニティ)のマークを付けています。これは日産自動車の意気込みであり、ニッサン発海外向け高級ブランドであるインフィニティーの車である事をアピールする狙いがあるようです。日産日本商品企画部のプロダクトマネージャー曰く、「年齢でいうと40代前半の男性。共働きの奥さんがいて、娘が1人。外資系企業で管理職をしており、非常にタフな環境の第一戦で活躍している人。都心のタワーマンションに住んでいる。」をターゲット層としている。との事です。
車体全体の開発・製造に関しては、メルセデスのF1チーム(レッドブル)と提携しておりF1の技術があます事なく伝えられておりドライビングに関しても文句なしの高性能化を果たしています。
現行型は値段に関しても、高額に設定されており、一代前のモデル(※2014年10月現在も販売中)であるスカイラインV36型については一番安いモデルで299万円程度から一番高いもので349万円程度となってましたが、新型スカイラインV37については、「一番安いもので449万円から」「一番高いモデルは553万円台」と設定されており、日産の強気な姿勢と確かな自信が伺えます。まさに高級車なのです。
中古車市場でも需要が高い車となっていて、
現行モデル(V37)の中古車相場は、218~529万円。
ひとつ前の世代(V36)の中古車相場は、40~299万円。
更に、ひとつ前(V35)の世代の中古車相場は、10~100万円
やはり狙いどころは、人気はあるけど相場の幅が大きいV36でしょう。
逆に、高値で売る場合は、V36の販売終了の時期が肝となってきますので、ご検討中の方々はそろそろ考えた方が良いでしょう。しっかりと複数の見積もり業者に一括買取依頼をし1円で高く売れる必要な知識をつけ交渉に臨んでください。
V37ハイブリッド(最新モデル)
ラインナップ | |||
車名 | 350GT HYBRID | 350GT HYBRID Type P | 350GT HYBRID Type SP |
発売開始年月 | 2014年2月~ | 2014年2月~ | 2014年2月~ |
全長×全幅×全高(mm) | 4790×1820×1440 | 4790×1820×1440 | 4800×1820×1440 |
車両重量(kg) | 1760 | 1770 | 1800 |
エンジン型式 | VQ35HR型 | VQ35HR型 | VQ35HR型 |
総排気量(L) | 3.498 | 3.498 | 3.498 |
エンジン最高出力(PS) | 306 | 306 | 306 |
エンジン最高トルク(N・m) | 350 | 350 | 350 |
JC08モード燃費(km/l) | 18.4 | 17.8 | 17.8 |
新車価格(万円) | 462~ | 500~ | 541~ |
まさに世界最速のハイブリッド車です。
306馬力のV型6気筒3.5Lエンジンと68馬力を発生させるモーターとの組み合わせは「364馬力」まさにモンスターハイブリッド車ですね。
ハイテク技術も満載で、先進のカメラ技術を使用した「アラウンドビューモニター」は車庫入れに真価を発揮。全方位対応レーダーを使った障害物検知やクルーズコントロールの自動ブレーキも制度は高い。クルーズコントロールをONにすると自動的に前車の速度で追随し前者が減速すればそのまま減速します。当然前車が加速すればそのまま加速し、前車が停止すればこちらも完全に停止する。
アクティブレーンコントロールも素晴らしく、ワダチや段差に対してフロントタイヤが自動で修正してくれて、修正蛇を入れる必要が皆無。
メルセデスとの共同開発という事もあるので、現行Cクラス(W205)の良い所をしっかりと伝えられた車となっています。この代のスカイラインはまさに自動運転への布石となる近未来的な車といえますね。国内・海外の車の中でも最先端をゆく車といえます。
V37ターボ(最新モデル)
ラインナップ | |||
車名 | 200GT-t | 200GT-t Type P | 200GT-t Type SP |
発売開始年月 | 2014年5月~ | ||
全長×全幅×全高(mm) | 4790×1820×1450 | 4790×1820×1450 | 4800×1820×1450 |
車両重量(kg) | 1650 | 1670 | 1680 |
エンジン型式 | 274930型 | 274930型 | 274930型 |
総排気量(L) | 1.991 | 1.991 | 1.991 |
最高出力(PS) | 211 | 211 | 211 |
最高トルク(N・m) | 350 | 350 | 350 |
JC08モード燃費(km/l) | 13.6 | 13.0 | 13.0 |
新車価格(万円) | 384~ | 421~ | 456~ |
200GT-t Type-SPの試乗レポートです。
iPhoneのBluetooth接続などの最先端装備も搭載しています。
ステアリングフィールに関してかなり軽くなっており女性でも軽々に操作が可能。「スタンダードモード」「スポーツモード」の切り替えでフィーリングの切り替えも可能です。
F1で調子が良いメルセデスと提携し提供するV6ターボのエンジンに関しては、1200回転で最大トルク(350ニュートン)が出るという事で非常に乗り易く運転が楽です。音も多少F1チックで車好きをワクワクさせます。
ブレーキに関しては、乗れば乗る程にその良さを実感出来る、柔らかいあたりですが非常にカッチリした感覚で信頼出来る。
細部の電子化により燃費も向上しており、ノンハイブリッドにも関わらず、高速走行で13km/Lは走るようです。街乗りでも10km/Lは堅いでしょう。
V37ハイブリッド(最新モデル)の中古車相場
ラインナップ | |||
車名 | 350GT HYBRID | 350GT HYBRID Type P | 350GT HYBRID Type SP |
最新モデル | 218~529万円 |
V37ハイブリッド(最新モデル)の中古車相場
ラインナップ | |||
車名 | 200GT-t | 200GT-t Type P | 200GT-t Type SP |
最新モデル | 218~529万円 |
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