トヨタ・ハリアーは、初代(SXU・ACU・MCU1型)が、1997年12月に発売され、現行型は3代目となりガソリン車が2013年11月、ハイブリッドモデルが2014年1月に発売されました。
初代は、「高級セダンの乗り心地と快適性を兼ね備えたSUV」のコンセプトで開発され主に20代後半〜40代前半の若い層をメインターゲットとして展開されました。
爆発的なヒットとなった2代目(ACU・MCU・GSU3型)ハリアーの台頭もあり、ミドルサイズ高級SUVの販売合戦が国内に留まらず海外でも海外「高級クロスオーバーSUV」というジャンルの火付け役となりました。
ライバル車として挙げられるのは日産・ムラーノで、購入を検討する方はほぼ例外なく比較検討する車種でしょう。(※スペック比較はこちら)
外車でライバルとなる車種は、フォルクスワーゲン・トゥアレグ、メルセデスベンツ・GLA、BMW・X3などが挙げられます。
また、兄弟メーカーから展開されるLEXUS・RXも強力なライバルといえるでしょう。
現行の3代目(ZSU6・AVU65型)の特質すべき点として、より洗練された外観、高級感漂う内装もさることながら、
■安全装備として、
・前方を監視して衝突の回避をサポートする「ミリ派レーダー」
・車線逸脱の危険をドライバーに知らせる「ステアリング制御」
■便利機能として、
・車を上から見下ろしたスムーズな映像でサポートする「パノラミックビューモニター」
・トランクドアの開閉位置を好みでセット出来る「パワーバックドア」
また、エコカー減税と自動車グリーン税制を適用して最大「178,400円」も優遇されます。
最新モデル
ラインナップ | ||||||||
グレード | PREMIUM Advanced Package | PREMIUM | ELEGANCE | GRAND | PREMIUM Advanced Package | PREMIUM | ELEGANCE | GRAND |
駆動方式 | 2WD | 4WD | ||||||
車両型式 | DBAZSU60WANXGP(A) | DBAZSU60WANXGP | DBAZSU60WANXMP | DBAZSU60WANXXP | DBAZSU65WANXGP(A) | DBAZSU65WANXGP | DBAZSU65WANXMP | DBAZSU65WANXXP |
発売開始年月 | 2013年11月 | |||||||
全長×全幅×全高(mm) | 4,720×1,835×1,690 | |||||||
車両重量(kg) | 1,610 | 1,580 | 1,580 | 1,560 | 1,660 | 1,630 | 1,630 | 1,610 |
エンジン型式 | 3ZR-FAE | |||||||
総排気量(L) | 1.986 | |||||||
最高出力(PS) | 151 | |||||||
最高トルク(N・m) | 193 | |||||||
JC08モード燃費(km/l) | 16.0 | 14.8 | 15.2 | |||||
新車価格(万円) | 370 | 313 | 288 | 279 | 389 | 333 | 307 | 299 |
ハイブリッド車(最新モデル)
ラインナップ | ||||
グレード |
PREMIUM“Advanced Package” |
PREMIUM | ELEGANCE | GRAND |
駆動方式 | E-Four(4WD) | |||
車両型式 | DAAAVU65WANXGB(A) | DAAAVU65WANXGB | DAAAVU65WANXMB | DAAAVU65WANXXB |
発売開始年月 | 2014年14月 | |||
全長×全幅×全高(mm) | 4,720×1,835×1,690 | |||
車両重量(kg) | 1,800 | 1,770 | 1,750 | |
エンジン型式 | 2AR-FXE | |||
総排気量(L) | 2.493 | |||
最高出力(PS) | 152 | |||
最高トルク(N・m) | 206 | |||
JC08モード燃費(km/l) | 21.4 | 21.8 | ||
新車価格(万円) | 459 | 403 | 377 | 371 |
2輪駆動モデルに関しては、静粛性がかなり良い印象です。これに関してはハイブリッド車をラインナップした恩恵との事。
高速域でのCVTには高揚感があります。速度の上昇と共にジワジワ回転があがってきて、パワーモードのレスポンスもかなりスポーティーで走り好きの方も違和感無く乗れそうです。
2Lの低排気量でも問題なくパワフルに走れ、高回転域まで気持ちよく走れそうです。ハイブリッド車に関して、このハリアーだけではありませんが「瞬間的に力を引き出せる魅力」を多いに体感出来るでしょう。大排気量のNA車に近いフィーリングが体感出来そうです。
車バランスの仕上がりやE-Four(4WD)の恩恵もあり高速域での乗り味は優れていますが、室内の静粛性が良すぎるのか段差を乗り越えた時の違和感がハイブリッド車には若干感じられるとの事です。この点に関して(乗り心地)はガソリン車に分があります。フラットな道に関しては「ハイブリッドモデル」荒れた道に関しては「ガソリンモデル」がマッチします。
加速感に関しては先代のV6並みとまでは行きませんが十分パワフルですし、高速域で余裕で走れ高級感に溢れた「しっとりとした乗り味」です。
ガソリン車(最新モデル)の中古車相場
ラインナップ | ||||||||
グレード | PREMIUM Advanced Package | PREMIUM | ELEGANCE | GRAND | PREMIUM Advanced Package | PREMIUM | ELEGANCE | GRAND |
最新モデル | 249~590万円 |
ハイブリッド車(最新モデル)の中古車相場
ラインナップ | ||||
グレード |
PREMIUM“Advanced Package” |
PREMIUM | ELEGANCE | GRAND |
最新モデル | 249~590万円 |
過去モデルの中古車相場
2代目のハリアーの中古車相場は、2013年7月販売終了という事もあり比較的新しい車も多く、また人気車種なので高めです。ある程度の良質車(年式高め・走行距離少なめ)は求める場合は100万円以上は必要となってくるまでしょう。また、「AIRS」という最上級グレードに関しては純正のエアサス+18インチアルミホイールが標準装備される希少車種となる為、相場としては若干高くなっています。
それに比べ初代の相場は、全体的に低めにとなっています。
一昔前は若い世代にカスタムベースとして人気があった車種ですが、2代目の相場が下がりシフトチェンジしているる事もあり人気が下降し、50万円程度から比較的走行距離の少な目の車を選べます。
買取を検討する場合は、特に2代目は市場の高い需要もあり、まだまだ高額買い取りが十分期待出来るでしょう。カスタム指向が高いユーザーが多めなので、社外のホイールやナビなどは外さずに査定の一部として見積もってもらう事でより高い見積もり金額が期待出来ます。
生産時期 | 新車価格 | 中古車相場 | ||
2代目 | 2003年2月~2013年7月 | 261~571万円 | 50~268万円 | |
初代 | 1997年12月~2003年1月 | 240~336万円 | 13~100万円 |
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