ダイハツ・コペンは、初代(L880K型)が2002年に発売され、最新型(LA400K型)が2代目として2014年に発売されています。
初代が発売された2002年当時は、世界初ともいえる軽自動車で電動ハードトップを備える最先端の車として大変注目された記憶もある車好きも多いでしょう。当時軽自動車にオープンカーは存在しました。例えば「HONDA・BEAT」「スズキ・カプチーノ」などがありましたが、いずれもソフトトップ、所謂、幌を採用したタイプのみしかありませんでしたので、コペンに採用するハードトップ型のオープン機能は大変注目されたのでした。しかも低燃費で税金も安く、遊べる本格的な車としてエコ志向な車好きに人気を博しました。
現行の2代目コペンも更に洗練され、骨格構造に「D-Freme」を採用してボディー全体の継ぎ目を極力なくした構造にして曲げ剛性、ねじれ剛性を高めて、ルーフオープン時の剛性確保ち、通常時の走行性能も高められています。
グレード展開は、CVT車と5MT車を用意し、CVT車にはアイドリングストップシステム「eco IDLE(エコアイドル)」を搭載し「燃費基準+20%」を達成しています。
先述、述べた通り、国産車の中で小型車向けハードトップオープン車、ソフトトップオープン車を現行車でジャンル展開するメーカーはほぼ存在しないので、ダイハツ・コペンの独壇場と言えるかもしれません。唯一のライバルとなるのは、外車の中でミニクーパーのソフトトップモデルが存在するくらいでしょう。
因みに、車名の由来に関して、初代は「Compact Open」、2代目は「Community of Opencar life」から名付けられているそうです。
最新モデル
ラインナップ | ||
シフト | 5MT | CVT |
発売開始年月 | 2014年6月~ | 2014年6月~ |
全長×全幅×全高(mm) | 3,395×1,475×1,280 | 3,395×1,475×1,280 |
車両重量(kg) | 850 | 870 |
エンジン型式 | KF型 | KF型 |
総排気量(L) | 0.658 | 0.658 |
最高出力(PS) | 64 | 64 |
最高トルク(N・m) | 92 | 92 |
JC08モード燃費(km/l) | 22.2 | 25.2 |
新車価格(万円) | 180~182万円~ | 180~182万円~ |
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中古車の相場
2014年発売で、中古車相場はまだまだ高めですのでが、走行距離過多の車を選べばそこそこ安く買えそうですが、100万円以上は覚悟した方がよいでしょう。安い物件を選ぶ場合も、電子オープンが故障している場合は、修理費がかなり高額になるため避けたほうが良いです。
売る場合は、事故歴がなく故障がない車の場合、かなりの高額査定が期待出来ます。
ラインナップ | ||
駆動方式・シフト | 5MT | CVT |
最新モデル | 144~300万円 |
一括見積もりで高価買取 |
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