第六章 : 最終仕上げ

さて、以下のページの最終仕上げとしての手順をご紹介します。
下記の項目を未読の方は一読する事をおすすめします。

  1. 第一章 : 基礎知識を頭に入れておく
  2. 第二章 : 交渉相手の内情を知る
  3. 第三章 : 相場を知る
  4. 第四章 : 業者に見積らせる前の準備
  5. 第五章 : 交渉を有利にする為の流れ
  6. 第六章 : 最終仕上げ
目次
  1. 集まった見積もりを見比べる
  2. 目星を付けた業者と交渉する
  3. 番外編(査定0円)

集まった見積もりを見比べる

複数の買取業者に現地で見積もってもらった見積もり額を見比べ、一番自身が希望する条件に近い業者に目星をつけておきます。

目星を付けた業者と交渉する

比べた際に買取額が高い業者に目星を付ける事となると思いますが、
ポイントとなってくるのは、一番高い見積もりを提示した業者の額を根拠にして2番目、3番目に高い査定額をつけた業者に交渉しましょう。

最高額を付けた業者(仮にAとしましょう)の見積額に具体的に〇〇円上積みしてもらえれば御社にお任せする

交渉の方法は、色々とあると思いますが、具体的な根拠をもとにして見積もり額の上積みを打診する事により高確率で相場の価格よりも出来るだけ高い値段での買取が可能となってくるのです。

番外編(査定0円)

ケースとしてよくある事案として、「見積もり額が付かない」いわゆる査定0円というケースがあります。
買取の見積もり依頼を出したのに逆に処分量を要求されるケースもありますが、買取額が0という事はありえませんので、すぐに打診せずに落ち着いて行動しましょう。

一般的には、10万キロ、10年落ちの車には値段がつかいというような噂が流れています。
勿論、ユーザー側からすれば上記の中古車の購入は避けたいと思うと思いますが、あくまでも目安にすぎません。
日頃のメンテナンスをしっかりと行っている自動車は、20万キロでも30万キロでも十分現役で乗る事が出来ます。
タクシーなどしっかりとメンテナンスを行っている車なども50万キロは走るとまで言われているぐらいです。

目安による相場の壁は、存在しますが中古車買取業者は、そのあたりの事を十分承知しており、年式や走行距離はあくまでも目安に過ぎず実際に状態を見てみないと判断するには早いというケースが多々あるのです。

また、稀なケースですが走行距離や年式により査定0を付けられた車でも特殊な需要(マニアな人が欲しがっている等)のケースがありますので、その場では査定が0でも複数の他の業者にあたり最終判断を下しましょう。

私自身が経験した事例として、年式が古いスズキのジムニーという車の売却を検討し、査定0を複数の業者に宣告されましたが、とある買取店に車を持ち込んだ際に担当の営業マンがたまたまその車を気に入ってもらえ高額で買い取ってもらったという経験もあります。

他に実際に体験した事例として、外車の買取の一括査定をしてもらった際に事前のメール内容では、0円査定を複数からもらったのですが、実際に現地で見てもらった際に0円査定とはほど遠い額で買い取って貰えた事例もあります。

諦めずに実際に査定してもらう事により予想を上回る額がつけられる事があるのです。

因に、事故車・故障車・不動車・水没車でも部品買取(ライト類、オーディオ類、バッテリー、タイヤ、ホイールなど)という方法もありますし、自動車というものは鉄で出来ていますので、海外への原料輸出の為に買取を行う専門業者というものが日本国内には複数あるのです。

最低でも1〜5万円以上には確実になるという事を覚えておいてください。

車の買取は事故車・故障車・不動車・水没車でも可能なのです。業者からの査定0、引き取り代金要求などを真に受けないようにしてください。

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