スバル・フォレスターは初代(SF系)が、1997年に発売され、現行車(SJ系)は、4代目となり2012年11月に発売が開始されました。
高速道路での高速走行や街乗り、オフロードでの走行も考慮したクロスオーバーSUVとしてスバルのオフロード車の代名詞的ポジションを初代から受け継いでいます。更に、クロスオーバーSUVのみならず、「STIバージョン」もラインナップされ本格的なラリー競技的なプロ使用の高速走行も可能も考慮されています。
更に、全てのグレードで、スバルが誇る縦置き水平対向エンジン(ボクサーエンジン)と四輪駆動を組み合わせるAWDを採用しています。
ライバル車は、トヨタ・ハリアー、ニッサン・ムラーノ、ミツビシ・アウトランダー、マツダ・CX-5などのクロスオーバーSUVといわれる車種です。トヨタ・ランドクルーザー、ミツビシ・パジェロなどの一回り大きな車種とは競う土俵をわけている、所謂ミドルサイズでタウンユースを十分考慮した車という感じです。
因に、フォレスターの車名の由来は、「森をはぐくむ者」です。
最新モデル
最新モデルは、2012年11月より販売されており4代目となります。
ラインナップ | |||
2.0i (6MT) | 2.0i-L EyeSight | 2.0XT (直噴ターボ“DIT”) | |
発売開始年月 | 2012年11月~ | 2012年11月~ | 2012年11月~ |
全長×全幅×全高(mm) | 4595×1795×1695 | 4595×1795×1695 | 4595×1795×1695 |
車両重量(kg) | 1470 | 1480 | 1590 |
エンジン型式 | FB20 | FB20 | FA20 |
総排気量(L) | 1.995 | 1.995 | 1.998 |
最高出力(PS) | 148 | 148 | 280 |
最高トルク(N・m) | 196 | 196 | 350 |
JC08モード燃費(km/l) | 14.4 | 15.2 | 13.2 |
新車価格(万円) | 214~ | 258~ | 291~ |
試乗しているタイプは、ターボがついているタイプです。
圧縮比が10を超えていてノンターボ車(NA車)と同じようなフィーリングですが、ジワジワと加速する感覚で4000ccクラスの高排気量の車のようです。
ミッションはCVTと組み合わさせ、変速時の違和感をあまり感じないフォーリング。
乗り心地重視の方は、迷わずノンターボを選ぶのが正解です。ノリ心地に関して、ターボ車はあたりが堅いイメージ。ノンターボエンジンは逆にあたりが柔らかい乗り心地。
Xモードという4輪駆動モードに関して、例えば片側が凍っていて、反対側が凍ってない路面などの上り坂などで、普通の四輪駆動車などはスタート出来なくなってしまう事がよくあるのですが、フォレスターのXモードを作動させると左右の駆動力をうまく伝えるのですいすい動けます。
先代までのフォレスターの着座位置は、乗用車に近い低い位置でしたが現行のSJ系は、高くてクロスカントリーの4輪駆動に近い雰囲気です。
ボディーサイズはひとまわり大きくなり、室内スペースが広くなっているとの事です。欧米での需要に備えて広くしているとの事です。
ラゲッジスペースの広さも誇れるポイントですね。
中古車の相場
中古車試乗での需要は、決して高いとはいえませんが、根強いファンが多い事も確かで、日頃のメンテナンスをしっかりと施した車が多く、しかも本格的なオフロード走行を多様するハードユーティリティーユーザーが多いわけではないので、走行距離などとのバランスが非常にとれた無難な車を購入する事が可能です。
ポピュラーな人気車種の特需を狙った高値の売却は期待薄ですが、高値で売る為の状態を維持した車の需要は、現行車から初代を含めた需要は有りますので、売る際は、複数の買取会社への査定が鍵となります。
ラインナップ | |||
2.0i (6MT) | 2.0i-L EyeSight | 2.0XT (直噴ターボ“DIT”) | |
最新モデル | 162~320万円 |
一括見積もりで高価買取 |
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